New!! Michel Guignier & Daniel Millet
2025.02.03 Monday
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【ワインガイド更新!】
フランス ボージョレからミッシェル・ギニエとダニエル・ミイェの新着です!
ミッシェル・ギニエはフルーリーから北西方面にあるヴォールナール村で、1954年に父と二人で創業しました。当時から有機栽培に取り組み、その後クリスチャン・デュクリューの影響を受けてビオディナミへ転向しました。現在は可能な区画は全て馬で耕作しています。。ミッシェルは品質の高いワインを造るための大切な要素がブドウ栽培にあると考え、畑を7haに大幅縮小、他の生産者が使う農薬や除草剤などの影響を避けるため、残りの土地は全て牧草地に変えました。一貫して亜硫酸無添加、フィルターも清澄作業もしていません。
日本初入荷のダニエル・ミイェは公務員として働きながら、2011年からワインを造っています。畑の面積はわずか0.8ha、年間生産量は2000〜2500本と極めて小規模です。ワイン造りに挑戦するきっかけとなったのは、義理の兄弟ジェローム・ギシャールと、彼から紹介されたフィリップ・ジャンボンとの出会いでした。彼らの畑仕事を手伝い、自然を尊重した作業と彼らの造るワインに大きな魅力を感じました。
そして2010年に畑が売りに出されたことを機に、彼らに背中を押されダニエルもワイン造りに挑戦することになりました。
畑はバルモンの斜面上部にあり、南ブルゴーニュの粘土石灰と北ボージョレの花崗岩が混じり合うユニークな性質を有します。一般的に前者がリッチなのに対して後者は痩せており凝縮感を生み出す、この2つの個性が融合した土壌構成はボージョレにおいて珍しく、ダニエルを含めこのエリアの生産者たちは、ワインの味わいに大きく影響していると話します。標高は約450m、昼夜の寒暖差がしっかりとあるため、ぶどうが冷涼感を保ちながら完熟を迎えられる素晴らしい環境です。
両生産者とも正に「Vin Pur Jus」(果汁100%のワイン)ブドウのみの染み入る味わいです。ぜひお試し下さい!
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●ミッシェル・ギニエ
◯ミステール・ド・ロゼ 2023 [ロゼ] (ガメイ)
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◯ラ・プティット・オゼイユ 2020 [赤] (ガメイ)
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●ダニエル・ミイェ
◯オー・ド・バルモン 2022 [赤] (ガメイ)