【ワインガイド更新！】
山形県上山市からアグリ・クールの新着です！
岡山県のドメーヌ・テッタにて栽培・醸造長を務めていた片寄広朗さんが山形県上山市に移住したのは2022年3月。そこには彼が愛してやまないデラウェアと、そのデラからうま味たっぷりのワインを造る岩谷さん(イエローマジック・ワイナリー)がいたからです。

ワインとの出合いは学生時代、アルバイトをしていたワインバー。卒業後は飲食業界に就職したましたがワインへの思いが強く、2週間のフランス一周の旅へ。帰国後イタリアンレストランに勤務しますが、2003年に再び渡仏します。語学学校に通いながらドメーヌで畑仕事を手伝い、6年間の間にディジョンやボーヌ、シャンパーニュで、そこで栽培・醸造の学校に通いながら様々なドメーヌでみっちり実地を積み重ねました。

現地でワイン造りを続ける選択肢もありましたが、日本で活躍したいという夢もあり、家族と共に帰国。2013年からドメーヌ・テッタに加わりますが、当時はまだ自社醸造所がなかったため、仕込時期は北海道の10Rで研修し、自社醸造所が稼働した2016年ヴィンテージ以降、ナチュラル感たっぷりで煌めく魅力を放っていました。
現在、自身で管理するのは山形県原口地区に広がる樹齢約20年のデラウエアの棚の畑。前年まで慣行農法で生食用ブドウを育てていた畑を引き継ぎましたが、その後は草生栽培、無施肥、低農薬、有核、傘かけもほとんどなしに変更しました。そのブドウをタケダワイナリーにて委託醸造したものがデビュー作となるデラ・ロジックの2022年です。

今後は自社管理畑も少しずつ広がり、2023年からは買いブドウによるワインも増え、宮城県のFattoria AL FIOREの設備を借りて醸造しています。

ワイナリー名のアグリ・クールとは 「農業の心」という意味です。熱い思いを胸に秘めた物静かな片寄さんから今後も目が離せません。ぜひお試し下さい！
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◯デラ・ロジック 2022 [白発泡] (デラウェア)

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◯ラ・ヴィ・アン・ローズ 2023 [ロゼ] (カベルネソーヴィニヨン)

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◯グレープフル・デイズ 2023 [ロゼ発泡] (ステューベン、デラウェア、マスカットベーリーA、ナイアガラ、北醇)

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◯ラ・ジョワ・ド・ヴィーヴル 2023 [白発泡] (デラウェア)

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◯マスカット・ベーリーA 2023 [赤] (マスカットベーリーA)

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◯北醇 2023 [赤] (北醇)

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◯デラ・ロジック 2023 [白] (デラウェア)

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