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New!! Sam Vinciullo

2024.01.15 Monday

【ワインガイド更新!】
オーストラリアからサム・ヴィンチューロの新着です!

WA州マーガレット・リヴァーで、愚直に「活きているワイン」造りに邁進する1人の男がいます。彼の名はサム・ ヴィンチューロ。WA 生まれながら、100%シチリア人としての遺伝子を受け継ぐヴィニュロンです。彼のワイナリーにはいかなる添加物も、ポンプも、そしてオーク樽すらもありません。あるのは自らの手で栽培をするオーガニック(6.5h)の畑と、収穫・醗酵を行うための容器にプレス機、そして数基のステンレスタンク。全てはサム自身の手によって行われます。
サムはシチリア島から西オーストラリアへと移住してきた家系に生まれ、2008年にアデレード大学を卒業し醸造学を修めた後カリフォルニアのワイナリーで働いていましたが、自らのルーツでもあるシチリアで造られるフランク・コーネリッセンのワインに出会うことで人生最大の衝撃を受けます。すぐさまコーネリッセンで働きたいとコンタクトを取るも断られ、粘りながらやっとOKをもらった彼は飛ぶようにシチリアへ移り住み、2014年までの期間をエトナで過ごします。サムが「そこで彼らが造っていたのは まさにLiving Wine=活きているワインだった。自分もこんな風に自然を写し取ったかのような美しいワインを造りたいと思ったんだ」 と語るように、このエトナにおける数年間が彼の人生を変えることになりました。2014年にシチリアを離れ、西オーストラリア州 マーガレット・リヴァーへ戻り自身のレーベルを設立。2022年には6.5haの畑がある土地 を借り、隣接するように醸造所も建設。さらに羊や鶏といった家畜も含めた包括的かつ循環的な農園をスタートさせました。
「最近はナチュラルという言葉が独り歩きしているように感じることも多いけど、僕のワインはLiving Wine、つまり”活きているワイン”なんだ。僕はこの美しい自然から、まさに活きていると感じることができるワインを、できる限り高品質に造りたい。そのためにできることがあるのなら、一切の妥協はしないよ」と語るサムが今後どういった境地に至っていくのか、楽しみでしかありません。ぜひお試し下さい!
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◯ソーヴィニヨン・ブラン・ブロック・4 2022 [白] (ソーヴィニヨンブラン)

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◯ソーヴィニヨン・ブラン・ブロック・5 2022 [白] (ソーヴィニヨンブラン)

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◯ホワイト・レッド 2022 [ロゼ] (ソーヴィニヨンブラン、シラーズ)

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◯コワラマップ・レッド 2022 [赤] (シラー、カベルネソーヴィニヨン)

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Posted by 坂田 智広