ナチュラルワインとびスロと料理のフィーカ

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New!! Laurent Barth

2021.06.13 Sunday

フランス アルザスからローラン・バルツのご紹介です。フィーカでは初めての造り手になります。
アルザス地方のワイン産地の中心となるコルマールから北に数kmの「ベンヴィール村=Bennwihr」にこのドメーヌはあります。現在オーナーのローラン・バルツ氏が3代目になる家族経営の生産者です。
ディジョン大学で醸造学を専攻し、国家資格である「醸造学者」に合格した彼はボルドー地方のグラン・クリュ1級格付けのシャトー・ムートンほか、シャンパーニュ地方やボジョレーのワイナリーで経験をつみました。ワインへの興味は留まることを知らず、南アフリカ、カリフォルニア、インドそしてオーストラリアのワイナリーで働いて知識を深めながら腕を磨きました。そんな折、父親が1998年に亡くなったため、実家に戻って後を継ぎました。2003年までの5年間は育てたぶどうを組合に売りながら、生産者元詰めを目指して自社畑の研究をしました。同時にビオロジック農業に移行していったのです。こうした準備期間をおいて2004年に初めて醸造したワインが完成しました。高度な醸造学と世界の幅広いワイン造りの経験をいかして、「この土地らしい個性を持ったワイン」を造ろうというのがモットーです。
複雑に入り組んだ地質と立地条件の合計3.5haを所有するバルツ家も、27ヶ所に細分化された区画(最小は0.04ha)で、栽培も土壌の個性を生かし、生産量を落としてより凝縮したピュアなぶどうを作るよう心がけています。
良いワインを造るために大切なことは?との問いに「これまでとこれから先の様々な経験の上で、畑仕事も醸造もテロワールと品種と造り手を最大限に生かすことかな」と真剣に答える、本当に真面目なローランのワインをぜひお楽しみください。
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○ラシーヌ・メチス 2018 [白] (オクセロワ60%、ミュスカ15%、ゲヴルツ10%、リースリング10%、ピノグリ5%)


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○ピノ・ダルザス 2018 [白] (オクセロワ)


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○リースリング 2018 [白] (リースリング)


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○ピノグリ 2018 [白] (ピノグリ)


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○ミュスカ・ダルザス 2019 [白] (ミュスカ・ダルザス)


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○ピノノワール・キーンツハイム 2018 [赤] (ピノノワール)

Posted by 坂田 智広