New!! Antonio Gismondi
2023.12.05 Tuesday
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【ワインガイド更新!】
イタリア カンパーニャからアントニオ・ジスモンディの新着です!
ナポリから北北東に70km、アペニン山脈の少し途切れたチェッレート・サンニータにジスモンディのカンティーナがあります。アペニン山脈系の山々に囲まれた緑豊かな丘陵地で、人に荒らされていない美しい田舎です。ジスモンディ家は代々この地でブドウを造ってきました。現当主アントニオ(43歳)のお父さんのパスクワレ(65歳)が農薬に頼らず、大切に畑を守っていました。今でも陽気に元気に畑に出ています。アントニオは元々レストラン業でヨーロッパ各地でディレクターをしていて、バルセロナに住んでいたとき、パルティーダ・クレウスのマッシモと同郷の縁もあり、ナチュラルワインに傾倒していきます。2016年にマッシモに実家のワインを試してもらったところ、「これは素晴らしい、ぜひワイナリーとして販売するべきだ」と太鼓判を押され、2018年に実家に戻り、ワインの元詰めを始めました。
ブドウ畑は5ha、海抜380m、火山性土壌の上に石や粘土質の石灰質土壌が覆われています。山脈からの涼しい風が吹き、ビオには適した土地です。お父さんの植えた30歳前後の樹を中心に、お爺さんの植えた80歳の樹もあります。昔は混植が良いとされていたそうで、2021年頃からはビオデナミも取り入れ始めました。ノンフィルター、ノンコラージュ、亜硫酸は一切無添加です。冷涼な気候のおかげでアルコール度は高くなく 10~12度。酸がキレイにあり、飲みやすく、かつエキス分のしっかりと感じられる素晴らしいワインが出来上がります。