ロック寄りのポップ!トビー・ベインブリッジ
2018.11.17 Saturday
「シンプル イズ ベスト」をテーマにアンジュの地でナチュラルワイン造りに取組むトビー・ベインブリッジ 。
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イギリス出身のトビー・ベインブリッジとアメリカ オクラホマ州出身の妻と二人三脚でワイン造りに取り組んでいます。
今回入荷は白、赤2種ずつです。
ナチュラルワインに慣れていない人にも受け入れてもらえるワイン(まさにロック寄りのポップ!)ですのでこれからのシーズン、パーティやデイリーワインにどうぞ!
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○レ・ジョングレ(ノーマル) 2017 [白] (シュナンブラン)
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○レ・ジョングレ(オランジュ) 2017 [白] (シュナンブラン)
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○ルージュ・オー・レーヴレ 2017 [赤] (グロロ)
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○50:50(フィフティ・フィフティ) 2017 [赤] (カベルネフラン50%、グロロ50%)
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*以下インポーター資料をご参考ください。
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○レ・ジョングレ(ノーマル) 2017 [白] (シュナンブラン)
シュナン ブランらしい甘香ばしいトーストのような香りと爽快なハーブの芳香があり、香りからもクリーンな味わいがすぐ想像できます。実際に口に含むと、フレッシュでいきいきとした果実味があり、思いのほかキレの良いドライなタイプです。このヴィンテージからワインを安定させるためにとフィルタを軽くかけるようになったと言い、より輪郭のはっきとしたクリアな味わいに仕上がっています。
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○レ・ジョングレ(オランジュ) 2017 [白] (シュナンブラン)
初登場のレ・ジョングレ(オランジュ)です。外観上のノーマルとの見分け方は、エチケット(ラベル)全体のカラーリングが明るいオレンジ色になっているところです。これは果汁に果皮を浸漬させたマセラシオンという手法を使ったワインなのですが、このマセラシオンしたワインのことをその色調から「オレンジ」 ワインなどと呼ばれています。ある種の流行となっているこの「オレンジ」ワインですが、トビー曰く…「そもそも自然派ワインだってファッションだって言うし、そのファッションなワインの生産者としては、流行りのオレンジワインも造らないとね!」と、(ちょっと解りづらいのですが)イギリス人っぽい皮肉まじりのジョーク的に話してくれました。
とはいえ、実際のワインは、相変わらずのトビー節そのもの。香りに柑橘のニュアンスを備えた紅茶を思わせるようなフレッシュでオリエンタルな芳香があり、魅惑的。味わいはしっかりとしたキレがあり、ドライで爽快な味わいですが、バランスはしっかりとしていて、素直でストレートな味わい。マセラシオンしたワイン特有の強いタンニン分やスモーキーさはなく、あくまでフルーツのニュアンスを大切にした繊細なバランスです。
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○ルージュ・オー・レーヴレ 2017 [赤] (グロロ)
タニックな方向に引っ張られがちなアンジュ地区の赤ワインですが、シンプルさを追求するトビーの手にかかればポップな味わいに!ということで、グロロー 100%で造られるルージュ・オー・レーヴレ 2017も例年と同様にぱっつんとしたフレッシュな果実味と軽快な飲み口が楽しめるワインです。例年と異なるのは、夏の暑さからか感じられる果実の風味の種類がラズベリーなどより深い色調のものへとシフトしていること。甘やかな果実味と構成のしっかりとしたタンニンのバランスが印象的な一本。抜栓直後にわずかながらに還元香を感じますが、スワリングなどですぐに飛ぶレベルですので、急いで飲む場合はデキャンタージュなどもおすすめです。
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○50:50(フィフティ・フィフティ) 2017 [赤] (カベルネフラン50%、グロロ50%)
2017年の新キュヴェとなるのが文字通り、カベルネ フランとグロローをブレンドした50:50(フィフティ・フィフティ) 2017です。ヴェジタルな風味が強く出やすいカベルネ フランの特徴をマイルドにし、しつこくシンプルさと飲みやすさにこだわったワインに仕上げるために、カベルネ フランにグロローを加えて、よりスムーズな飲み心地を目指しました。トビー曰く、「カベルネ フラン初心者のためのワイン!」とのこと。
さっそく抜栓してみると、もちろんカベルネ フランのニュアンスはありますが、暑い夏の影響を感じる甘やかな果実の凝縮感とスモーキーなフレーバーがあり、香ばしくも明るい印象の飲み口です。全体の構成はしっかりとしているので、どちらかと言えば食中酒に適したワインではありますが、乾いたタンニンではなく、みずみずしさもあるワインとなっており、トビー ベインブリッジが狙っているコンセプトがちゃんと表現できています。
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どのキュヴェも安定感があり、抜栓後も長く楽しめるので、グラスワインにも使いやすいワインたち、気負わずサクサクと飲み進めていってほしいワインたちです。