New!! Christopher Barth
2022.05.15 Sunday
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【ワインガイド更新!】
ドイツ ラインヘッセンからクリストファー・バートの新着です!
「本当にこれでいいのか?」元々ITビジネス業界で働いていたクリストファーは日々のルーティンに不満があり、現状に対する漠然とした違和感を持ち続けていました。彼の地元アルツァイで小さなワイナリーを家族で経営していた叔父の訃報とともに彼の人生の大転換が訪れました。クリストファーは硬直した日常に息を吹き込むべく、自分がワイナリーを新たに発足させる決断をしました。2013年にヴィットマンで実習を受けながら、ガイゼンハイムで醸造について学び始め、2017年に学校を卒業し、すぐにビオディナミ農法への転換を開始。既に2014年の時点で、不介入主義的なワイン造りに惹かれ、2020年には彼の満足のいく転換を果たすことができました。アルツァイの火山性の痩せた土壌はブドウ樹の成長速度を抑え、それ故果実はとても小さくなり、凝縮感と強調されたアロマがあるワインが造られます。この火山性土壌と砂質及び石灰岩土壌の影響で彼のワインには鉱物を削って混ぜたような強いミネラルのニュアンスが出ます。