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New! Griotte 2010 / Les Griottes

2018.07.27 Friday

仏ロワールからレ・グリオットのグリオット 2010のリリースです!

○グリオット 2010 [赤](カベルネ・ソーヴィニョン)
 

*以下インポーター資料をご参考ください。

入荷時は黒みがかった深い色合いで、不安定な要素やカベルネ・ソーヴィニョン由来の青みがかった印象やしっかりとしたタンニン感じられ
硬さが目立つ味わいでした。現在はややオレンジがかったガーネット色となり、柔らかな質感で黒系果実の他ドライイチジク、ドライ苺、グレナデンなどやや凝縮した赤い果実や黒糖などの風味も感じられるミディアムテイストへ変化しています。
口に含むとほどよい甘みが優しく舌先にあたり、複雑な香りに比べ赤や黒系が混ざり合うような果実味と土や煙のような大地のナチュラルさを感じさせる風味がたっぷりと広がり、滑らかな飲み心地です。入荷時のようなパワフルさは感じられずしなやかな喉越しですが、長い時を経ても舌に僅かに残るややドライなタンニンや未だ若さも感じられる果実味があることから、当時の骨格や味わいの強さを想像させます。
現在は酸と果実由来の甘みがバランス良く抜けていく印象で、ジューシーな果実味と熟成由来の深みや柔らかさの両方を楽しめる味わいですが、今後の熟成で妖艶さや複雑さが一層感じられることでしょう。

 

 

【レ・グリオット】

2000年から2010年までセバスチャン・デルヴューとパトリック・デプラが2人で醸造を行っていたドメーヌです。
<パトリック・デプラ>http://vortex-wine.com/diary/pg190.html
<レ・ヴィーニュ・ド・ババス/セバスチャン・デルヴュー>http://vortex-wine.com/diary/pg191.html
セバスチャン デルヴューとパトリック・デプラの二人が出会いグリオットを立ち上げ、最初にワインをリリースした年は2000年。
瓶詰めの際に軽くフィルターをかけ、僅かな亜硫酸を添加したワインをパリの顧客へ納品した際に、ティエリー ピュズラの手による亜硫酸ゼロのワインを飲み、その純粋無垢な味わいに大きな衝撃を受けました。この出会いこそがパトリックとセバスチャンの人生を変える決定的なものであったようです。
二人は「ブドウだけで造られているワイン、つまり添加物が何も入っていないワインは、たとえ美味しくない時期があったとしても、いずれは必ず素晴らしい味わいに変貌を遂げることを知った。だから、自分たちは何も添加されていないピュアなワインを造り続ける。」と述べています。
このグリオットが2010年に解散しました。成長著しい彼らの会社は、やがては税金対策のため設備投資を増やすことになり、その設備を稼働させるためにブドウを他からも購入し、自分たちがコントロールできる範囲を超えて不本意な手順でワインを造ることになるかも知れない
と判断したもので、いかにもパトリックとセバスチャンらしい理由です。それぞれ別の蔵元を立ち上げ小さなドメーヌとして再出発しましたが、二人の関係は今も全く変わっておりません。

Posted by 坂田 智広