New!! Benoit Rosenberger
2018.07.20 Friday
ブノワ・ローゼンベルジェ(オーヴェルニュ)の新着です!
人気のブノワ・ローゼンベルジェのニューリリースです!3アイテムとも少量ずつの入荷の為お早めにどうぞ!
○デザリテロフィーユ 2016 [ロゼ微発泡](ガメイ・ドーヴェルニュ)
○ル・デ・ヴィーニュ・フュ 2015 [赤] (ガメイ・ドーヴェルニュ)
○ヴェール・ドゥ・テール 2014 [赤](ガメイ・ドーヴェルニュ)
※明日あさって7/21-22はALPS BOOK CAMP出店の為実店舗の営業はお休みさせていただきます。なおオンラインショップの発送業務もお休みさせていただきます。(23(月)から発送)
以下インポーター資料をご参考ください。
ほんのりとピンクが入るオレンジがかった濃い黄色で、ロゼという色合いよりは濃い白といった印象です。りんごのコンフィチュールやナッツ、煙のような香りが感じられ、ガスは細かく舌をピリピリと刺激します。香り同様の風味とやや残糖感がある甘みが広がり、中盤からアフターにかけて酸を感じます。そのため、後味は意外とスッキリした印象で、リンゴのような果実やアーモンドのプラリネ、蜂蜜のような風味が余韻に残ります。暑い時期に欲するような甘みが感じられますので、しっかりと冷やして頂くとより軽い飲み心地でお楽しみ頂けます。
○ル・デ・ヴィーニュ 2015 <樽発酵・樽熟成バージョン>
2015年の収量が多かったことに加えて、ヴェール・ドゥ・テール2014年の発酵が終了せず樽が空かなかったため、2017年4月にリリース致しました同名のアイテムは、発酵から瓶詰めまでの過程を全てグラスファイバーのタンクで行いました。今回リリースのワインは、発酵から瓶詰めされるまで樽に入っていたものです。
ややオレンジがかったガーネット色。ドライ苺やグレナデン、サクランボのコンポートを想わせる熟した果実の風味に、僅かにドライハーブのような香りが混ざり、オーベルニュらしい落ち着いた雰囲気が感じられます。暑いヴィンテージだったことで例年よりもやや凝縮した果実の印象を受けます。
仄かな甘さが舌先にあたり優しい口当たりで、甘酸っぱい小気味良い酸が主体となっておりますが、その周りを果実味や甘み、旨味などがベールのように包み込みまとまった様子で広がります。この先の熟成でダシのような風味が出ることが期待できる味わいです。
このヴィンテージは発酵に時間がかかり、また揮発酸が高くベジェテルな風味があったため、例年に比べ樽での熟成期間が長くなりました。
揮発酸は若干高いものの味わいや風味とのバランスはとれており、ハーヴィな風味も感じられません。反対に、12wattsやラッキーがリリースされた当初には感じられなかった熟成由来のダシのような風味を、すぐに楽しんで頂く事ができます。
ややオレンジがかった明るい赤色。葉付きの苺やブラックチェリーのコンポートなどの果実味があり、熟成由来の梅かつおのようなダシの風味だけでなく若い果実のニュアンスも兼ね備えています。口当たりは柔らかくしなやかで、若さや深みの両方をバランス良く感じさせながら口中へ広がります。
余韻は落ち着いた雰囲気でゆっくりと楽しむことができる仕上がりです。
●ブノワ・ローゼンベルジェ (オーヴェルニュ) のご紹介●
彼は1990年にナントの醸造学校を出て、その後にシャンパーニュの協同組合に就職しましたが、1998年にオーヴェルニュでコンピュータープログラミングの仕事へ転職しています。以降10年間はこの仕事だけでワインには一切関わっておりません。
ワインの仕事に戻るきっかけは2010年、友人の野菜畑の作業を手伝ったことで土と触れ合う仕事の喜びを再発見し、考えた末にヴィニュロンに戻ることを決心しました。2012年にブドウ畑の所有者を紹介してもらい、僅か1.5haの畑を借りて造ったワインが12wattsです。どんなことを考えて仕事をしているのか尋ねたところ、「シャンパーニュで働いていた頃の仕事は許される限りの化学物質を用いて、徹底して効率化を求めたものでした。それがとても嫌で耐えられず、ワイン造りと関わることを止めたのです。
戻るのなら誰からも命令されず、理想だと信じる仕事をするのだと決めていました。と言っても、実のところ特別な何かをするわけではないのです。土と私が緊密な関係を築くための仕事とお伝えすれば、きっと皆さんは分かってくださると思います。」と答えてくれました。