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New! Anders Frederik Steen

2018.07.07 Saturday

仏ローヌのアンダース・フレデリック・スティーンの新着です。

 

今回は白2本となります。

 

○リーニング・バック・イン・タイム 2015

○ワゾー・ドゥ・メール 2015

 

Edelなど様々な素晴らしいワインを造るアルザスのローラン・バーンワルトの葡萄を使っています。

以下インポーター資料をご参考ください。

 

アルコール度数が高いため、常温ではボディの厚みなどを感じやすくなります。今の暑い時期には冷やして頂きスッキリとした印象で、また、秋から冬にかけては温度を上げながらリッチな雰囲気で。温度により感じ方が変わりますので、その使い分けも楽しみの一つとしてお試し頂ければと思います。

 

 

 

○リーニング・バック・イン・タイム 2015

ワイン名を直訳すると「いずれひっくり返る」「環境を大切にしないとしっぺ返しを喰らう」といった警告なのか、「いずれ世界は変わる」という希望なのか、果たしてどちらなのでしょう?
アルザスの生産者ローラン・バーンワルトの葡萄を使用しております。
やや濃い黄色。熟したレモンや夏みかんなどの柑橘果実や若葉、柑橘の葉などのアロマが感じられ完熟したサヴァニャンをイメージさせる印象です。
残糖は感じられない辛口の仕上がりですが、馴染み良い熟した果実の風味とそれに似たほどよい甘みが広がります。ボディにはピノ・グリ特有の厚みが若干ありますが、一方で14%のアルコール度数を思いの外感じられません。風味を包み込むような酸が、ボリューム感を調和に大きく影響しているのだと思います。
スワリングや時間の経過で徐々に蜜やたばこ、桃や若い洋梨などのピノ・グリらしい香りも感じられます。また、先に述べたとおり温度でも感じ方が変わりますので好みの温度帯を探して頂くのも楽しめる秘訣かもしれません。

 

 

○ワゾー・ドゥ・メール 2015

名前の由来は「海鳥」。海を愛するアンダースらしいネーミングです。
アルザスの生産者ローラン・バーンワルトの葡萄を使用しております。
麦藁色のしっかりとした黄色。ゲヴェルツトラミネールにはアロマティックで濃厚なイメージを抱きがちですが、このワインからは品種特有の甘さを連想する香りはあれど、フレッシュなライチや柑橘、若葉やハーブのように爽やかな香りが混ざり合う、軽快でスッキリとした印象を受けます。味わいも辛口の仕上がりで、フルーテーで華やかな香りを伴いつつ、オレンジのような柑橘の風味が心地よく口中に広がり、余韻にはビターな風味と塩味が僅かに残ります。香り、味わい、余韻と様々な風味を感じさせ単調にならず飽きのこない味わいです。

Posted by 坂田 智広