ナチュラルワインとびスロと料理のフィーカ

ONLINE SHOP

ヤニック・ペルティエ 新着

2018.06.11 Monday

フランス、ラングドックからヤニック・ペルティエの新着です。

 

ヤニック・ペルティエといえば赤の「ロワズレ」が定番ですね。フィーカのレストランでもグラスでよくお出ししています。香りも花のような香りでほどよくスパイシーさもあり、お値段もお手頃でとても美味しいワインです。ぜひお家にもストックしておきたいですね。

○ロワズレ 2015

 

さて今回は新着の白2種、赤1種のご紹介です。

○ブラン 2016
○グリ 2015
○ルン・ダン・ロートル 2015

 

抜栓してから、2日目、3日目と味わいの変化も是非お楽しみください。

以下インポーター資料です。

 

○ブラン 2016

ややオレンジがかった黄色。抜栓時はやや控えめながら赤肉のメロンやオレンジ、白い花などの香りが感じられます。
開いてくると徐々に桃などの甘やかな香りも混ざり合い、より果実の風味が増していきます。また、それと同時に味わいもまとまっていくように感じられます。柑橘系の果実に似た酸がスッキリとした飲み心地にさせ、それを取り囲むようにほどよい肉付きの果実味や甘みが広がります。南の地域でイメージしがちなボリューム感や甘み豊かな果実感ではなく、南の果実の雰囲気は持ちながら、酸の掛け合いがバランス良く、フレッシュな果実の甘酸っぱさを感じさせる後味で締まりの良い仕上がりです。

 

○グリ 2015

ややオレンジがかった濃い黄色。前回販売した2013年はしっかりとした味わいの軽いオレンジワインのような印象でしたが、それに比べ軽やかなテイストです。
しっかりとした色調の割に軽い口当たりで、抜栓時はやや控えめに感じられるオレンジや杏のような香りは、口中では充分に感じ取ることが出来ます。
空気に触れ開いてくるとオレンジなどの風味の他に、白いレーズンやブランデーのような深みを感じさせる香りが現れます。香りにみられるような柑橘果実に似た酸があり、風味や味わいはしっかりとしていますが、その酸のお陰で充分に味わいを引き立てフィニッシュが重くなら
ず、アフターに僅かに薫るカラメルのようなビターな風味が心地よく感じられます。食中だけでなくワインだけでもゆっくりと楽しめるような、ややしっかりめのワインを希望される方に広いシーンでお使い頂けるワインです。

 

○ルン・ダン・ロートル 2015

深紅の色合い。前回販売した2013年は樽由来のバニラ香が強く感じられ、比較的しっかりとした凝縮感のあるスタイルでしたが、この2015年は華やかな香りと飲み心地の良さが感じられる仕上がりです。抜栓時はややおとなしいながらもカシスなどの黒系果実にサン・シニアンらしい紅茶のような香りが混ざり合い、エレガントさを香りからも感じ取ることができます。時間の経過でグラスに顔を近づけただけでもハッとするような華やかな香りが立ち昇り、それに伴い口中で広がる風味も果実味と酸などのバランスが一層まとまっていくように感じられます。滑らかな軽い口当たりで体に馴染むように喉へと流れていきます。
酸は柔らかく穏やかで熟したベリーの風味と相性が良く、口当たりの軽さとは対照的に緻密なエキスを堪能することができ、ほんのりと鼻腔に抜けるスパイシーさが心地よいアクセントになっています。繊細ながらも芯のある印象のワインです。

Posted by 坂田 智広