フランス プルゴーニュからメゾン・ニコラ・モランのご紹介です。

造り手のニコラ・モランはもともと樽職人をしていましたが、次第にワイン造りに魅了されるようになり、ボーヌの醸造学校で学びなおします。その後フランス国内を始めオーストラリア、南アフリカなど多くの生産地で修行を続け、2014年からブルゴーニュ でワインを造り始めました。

自社畑を持たない彼は、基本的に同じ世代の友人のビオの畑のブドウしか買いません。それも頻繁にミーティングをして自分の納得が行く栽培をしてもらいます。基本的にビオディナミ農法でブドウの収穫もとても気を使い、選果も厳重です。

セラーはとても清潔で、醸造においてポンプは一切使わず、できる限り重力を利用しブドウにストレスのない醸造を行っています。亜硫酸は醸造過程では一切使わず、瓶詰め時に少量添加するくらいです。(無添加のキュヴェもあり)

彼はブルゴーニュでは異端児とされていますが、ワインは素直でクリーンな果実味、ブルゴーニュらしい畑の違いも明確に表現し、畑の偉大さも感じ取ることができます。

区画ごとに醸造しているので、キュヴェがとても多いです。それぞれの味わいをぜひお楽しみください。

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