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仏アルザス ローラン・バーンワルト新着2本!

2018.06.01 Friday

仏アルザスのローラン・バーンワルトの新着2本です!

 

○ミュスカ・フリッズ 2016(ミュスカ)

○ピノ・ノワール・ビルドストックレ 2016

(ピノ・ノワール)

 

ミュスカ・フリッズの色は鮮やかな綺麗な色で外で撮影がしたくなり、フィーカの外のヤマボウシの前で撮影しました。まさにこの時期にぴったりのワインですね。

ガス圧がとても強いので抜栓の際にはよく冷やしてからすぐにグラスに注げるようにしてくださいね。

以下インポーター資料をご参考ください。

 

○ミュスカ・フリッズ 2016 (ミュスカ)

注意:非常にガス圧が強いので約1/4程度吹き出すことが予測されます。よく冷やして頂きシンクなどの上でトーションをコルクの上に
かぶせて抜栓をし、1杯目をすぐに注げるようにグラスを近くに用意して頂くことをお勧め致します。
やや濁りのある茶色みがかったオレンジ色。持続性のある泡が立ち昇り、ライチやマスカットなどアロマティックな香りに紅茶やジンジャーなどの香りも混ざり合うような印象です。また甘みに関しては、味わいに比べ香りの方が強く感じられると思います。口に含むと葡萄を頬張った時のような甘みとフルーティーさがたっぷりと広がり、柑橘果実やもぎたての果実を想わせる酸があり爽やかな果実感を堪能できます。アフターにはミルクティーのような円みのある風味が仄かに残ります。
2日目以降はやや揮発酸が高くなる印象ですが、豊かな果実味や甘やかな風味があることで嫌味がなく感じられ、またジンジャーのようなピリッとした風味と馴染みやすく感じられます。甘さもほどよく、柑橘系のピールのような仄かな苦味もアクセントになっていま
す。温度が上がってくるとボリューム感を感じやすいことから、冷やしながらお楽しみ頂くと軽快さを感じて頂けると思います。

 

○ピノ・ノワール・ビルドストックレ 2016 (ピノノワール)

ガーネット色。ブラックチェリーやグレナデンなどの凝縮感のある果実の香りに、黒系果実の果皮やフィーヌのような香りも感じられます。
比較的ボリューム感のある香りですが、口中では酸ののりが良くスムーズに広がり、中盤まで甘酸っぱい赤い果実の風味が感じられます。その後細かいタンニンと芳ばしい樽を焦がしたような風味が現れ、ピノ・ノワールとしては芯のしっかりとした男性的な骨格を感じさせます。
余韻には僅かにドライハーブやスパイスの風味があり、複雑さやしっかりとした風味、感覚が長く残ります。
開いてくるとより果実の風味に凝縮感が増し、それとは対照的にタンニンや芳ばしい風味は和らぎ、より綺麗な酸が加わることで上品さが感じられるようになります。骨格がありながら柔らかさを感じられるスタイルで、今後の熟成による変化も大いに期待が出来るワインです。

Posted by 坂田 智広